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令和元年の初猟【後篇】

狩猟
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前回までのお話。

初猟は、鴨撃ちに来たウシオ・とら子夫婦。無事にコガモを捕獲・回収したが、コガモを捕獲したのがウシオではなく、とら子だった!!先にとら子が捕獲した為に、ウシオの猟欲に火が付く!!ウシオが、民家の軒先に居てるキジに発砲?!二人は無事に銃砲の所持許可を返納する事なく初猟をやり遂げる事が出来るのか!

    

次々と池を巡るも   

新池を目指します。横並びに池があり、効率よく池を巡れる場所です。

遠くから池が見える場所に着きました。

ウシオ
ウシオ

あっ、見切りをやってんぞ。

地元の猟師さん達の軽トラックが、池の近くに何台も停まっています。もうカモも飛んでいるでしょう。近くの池にはまだ巻狩の人は居ないようですが、邪魔をしてはいけないのでこの周辺から一旦離れる事にしました。以前何回か地元の猟師さんに、カモ撃ちはいくらでもやったらいいよ。と、言ってくれてはいますが、それはお互いに邪魔をしないから成立つ話です。たまに先客が居てる所に後から入ってくる人が居ますが、危ないと思います。そういう時は他の場所に移動した方がいいと思います。

     

小綬鶏(コジュケイ)

   

また他の新しい池の近くにやってきました。

とら子
とら子

そこに車を停めて、あの竹林の奥に池があるよ。

ウシオ
ウシオ

う~ん。

それじゃ、行こうか。

ウシオを先頭に、池に向かいます。

と、その時。

     

ブルブルブルブル~!!

鳥が1羽、竹やぶに向かって低く飛んでいきました。

とら子
とら子

えっ。ヤマドリ!?

ウシオ
ウシオ

やっぱりな。

あれは、小綬鶏こじゅけいやで。

   

小綬鶏(コジュケイ)

ウシオの解説によると。小綬鶏は、元々中国の鳥を日本に輸入・放鳥し、定着した鳥です。味も美味しく、ゲーム性も高い。昔から鳥撃ちに人気がある鳥ですが、最近は生息数が減っています。低く飛ぶため、誤射が起きやすい鳥だそうです。また竹やぶの近くに生息している為、跳弾の危険もあります。

とら子
とら子

美味しいの?

ウシオ
ウシオ

美味いよ。

ウズラより、肉もあるし。

車を停めた時に、ウシオはブリタニー・スパニエルを降ろそうか?考えたそうです。だけど、竹やぶがあり跳弾の危険性があるので、そのまま池に向かう事にしたそうです。

コジュケイは、群鳥ですが、今回は1羽しか居ませんでした。生息数が減っているので、どっちみち獲らない方がいいね。という話になりました。 何羽も群れになっている場合、 優秀な鳥猟犬を使うと、前足をバンバン叩いて、1羽づつ出してくれるそうです。これを群鳥ぐんちょうさばきと言うそうです。

    

気を取り直して、池に向かいましたがお留守でした。

車に戻って、ブリタニー・スパニエルを箱から出すと、匂いを嗅ぎまくってます。そしてクルクル回って、ダップンしました。

とら子
とら子

怒りのダップンや。

私に獲らせろ!と言ってるんや。

ウシオ
ウシオ

少ない鳥やから、獲らんでええやろ。

それより、飯に行こう。

猟欲に火が付いたように見えましたが、ウシオは冷静なようです。毎年決まった大きな池の近くで犬を放したり、ご飯を食べるのですが、今期もその予定です。

     

久しぶりの再会

大きな池に向かう細い道を走っていると、向かい側からジムニーが走ってきました。

ウシオ
ウシオ

あっ、あかん。

見切りやってたんちゃうか。

ジムニーの猟師さんに、すれ違いざまに挨拶をします。

ウシオ
ウシオ

あっ、お久しぶりです。

今から大池に行くねんけど、ええやろか?

猟師さん
猟師さん

お久しぶりです。

ここでは、やらへんし。

どうぞ、行って下さい。

以前、何回もカモ撃ちの時に会った事のある、シシ撃ちの猟師さんです。以前は射撃場でもお会いする事がありましたが、最近は全くお会いしてませんでした。久しぶりの再会に取消になってなくてよかったホッとしました。

食事タイム

お楽しみの昼食です。今回は、ウシオが作ったサンドイッチがメインです。ウシオサンドと、カボチャのスープを飲みます。カボチャのスープはお湯を沸かして作るインスタントです。

温かいモノがあると、空腹感は和らぎ、疲れもとれます。鉄砲を持っていると緊張を強いる為、休憩の時間は大切です。

私はお湯を沸かすのに、山歩きの時に使っていたSOTOのST-310を使っています。今回の様に車の近くで食事をとるなら、家にあるカセットコンロとヤカンか鍋で十分です。私がST-310を使っているのも、ガスが入手しやすいからです。ガスを忘れた時もコンビニで入手出来ます。だからカセットコンロもお勧めです。

   

   

この池の近くで、ヒヨドリを撃つ予定でしたが、全く忘れて犬と遊んだりご飯を食べていました。

  

ウシオ
ウシオ

よっしゃ、次行くで。

休憩や食事は本当に大事です。正確な判断や動作の助けになります。

   

マガモの池

    

またまた、初めての池に来ました。

    

とら子
とら子

ここは、連続で4つ池があるから。

ここは、適度な大きさの池が4つ段々畑みたいになっています。下の池から順番に攻めていきます。

とら子
とら子

あっ、マガモや!

ウシオ
ウシオ

えっ、どこどこ?

ワシの位置からやと分からへん。

下の図の右下から池に上がって行きます。

とら子は、そのまま直進します。ウシオは、左側に移動します。二手に分かれました。

ウシオも、マガモを確認しました。

二人の人間の動きに気づいたしたマガモは、池の中央付近から左側に移動します。

さらにウシオは、中腰になりながら左側に少しづつ移動します。

とら子
とら子

ウシオの新型狩猟ベストがメチャクチャ目立っている。

このままでは、ウシオの存在がバレてしまう。

カモの注意を引くために、とら子は手を大きく振って注意を引きます。

ウシオ
ウシオ

ワシはこのままカモに寄っていく。

ウシオから、無線で指示が飛びます。

とら子
とら子

了解。

とら子も無線で返答します。

ウシオ
ウシオ

了解!

ウシオの無線にイヤホンを繋げていなかった為、とら子の『了解。』という声が池に響きました。

カモがザワつきます。

それから程なく。

パゴーン!!

パゴーン!!

ウシオの散弾銃が火を吹きました。

マガモが2羽、とら子の方に向かって飛びました。

パゴーン!!

パゴーン!!

とら子、外しました。

パゴーン!!

ウシオが、マガモを1羽落としました。

ウシオ
ウシオ

お前が撃ってくれたおかげで、カモがこっちに来た。

ぞうきん落としやで。

被ってきたマガモを落として、ウシオはかなり満足のようです。『スキート射撃の8番マークと同じやった』と、話をしていました。

その後、上の池で緋鳥鴨ひどりがもを見つけたり、他の池でコガモを眺めたり、久しぶりのキジ場の確認をしたりして、帰宅しました。

今期は、あまり疲れないようにゆとりのある狩猟生活でやっていく予定です。

   

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