鹿の心臓と心膜
鹿の心臓です。
写真の左側、心臓の表面についている薄い膜は、心膜です。
心臓と心膜の間には、心膜腔という空間があります。
心膜腔には、少量の心膜液があります。心膜液は心臓が動く時の摩擦を軽減するのに役立ちます。
大事な心膜ですが、取り除きます。
ウシオ
説明、長っ!
腱索
心臓を縦に切ってみます。
心臓の中央に白いヒモのようなものが見えます。
これは、腱索と云います。心臓にある2種類の弁、僧帽弁と三尖弁に付着して弁の開閉を行います。
取り除かずに、そのまま心臓をスライスします。
歯が弱い人は、薄めにスライスしましょう。
ウシオ
ワシは薄めでお願いします。
調味料に浸します
今回は、ニンニクと醤油に漬けてみました。
もしくは、心臓を使ってレバニラ炒め(ハートニラ炒め?)を作っても美味しいと思います。
なるべく醤油とニンニクが肉につくように、よく揉みます。
ジップロックの方が、ビニール袋より使いやすいです。
冷蔵庫で30分くらい寝かします。
焼きます
ニンニクと醤油で充分美味しいです。
歯ごたえは、少しコリコリ。レバーに比べて、臭みはありません。
個人的には、モモ肉より美味しく感じました。
鹿を捕獲した際は、ぜひ心臓を食べてみて下さい。
ウシオ
ワシは、右心房が好きです。