アオクビを使って、年越しそばを作りました。
![とら子](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/09/%E3%81%A8%E3%82%89%E5%AD%90.png?w=1256&ssl=1)
アオクビというのは、マガモの雄の事です。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/11/%E9%9D%92%E9%A6%96.jpg?resize=1024%2C683&ssl=1)
![ウシオ](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/09/%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3.png?w=1256&ssl=1)
美味いで~
材料
- アオクビのロース(胸肉)。1羽分。
- アオクビのガラ。1羽分。
- 太いネギ。0.5本(ネギ好きな人はもっと入れてもいいです)
- 蕎麦。3玉(ウシオ2玉。とら子1玉)
- めんつゆ(濃縮タイプ)。適量。
- 醤油。適量。
- 酒。適量。
- みりん。適量。
- 水。適量。
ネギが好きな方や、ネギを多めにして下さい。ネギは血の臭いを消してくれるので、多めがオススメです。
今回は、鶏ガラではなく、鴨ガラを使って出汁をとります。以前、マガモのメスや他の鴨で出汁を作ったのですが、マガモのオスが1番美味しかったです。
めんつゆ(濃縮タイプ)を使うと安心感があります。無くても、醤油と酒とみりんで出来ます。
作り方
先ず、鴨ガラを炊きます。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_105156_HDR.jpg?resize=766%2C1024&ssl=1)
今回、犬用のスープも抽出する予定だったので、ここではネギを加えていません。人間だけなら、ここでネギを加えてもいいと思います。
最初は、混濁しているスープですが。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_132025_HDR.jpg?resize=766%2C1024&ssl=1)
長時間(私は5時間)弱火で煮込むと。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_151905_HDR.jpg?resize=766%2C1024&ssl=1)
だんだん鴨ガラスープが、澄んできます。
ここでスープの灰汁を取り除いた方が良いカモしれません。私は、最後に鴨ガラと灰汁を犬に飲ましたかったので、ここで灰汁を取り除いていません。
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今回は、鴨ガラスープを多めに作りました。鍋から鴨ガラスープを蕎麦つゆ2人分取り出し、他の鍋に移します。多めに鴨ガラスープを作ると、残りを野菜スープのベースにも使えます。また、冷ましてから犬にあげると喜んで飲みます。
取り出した鴨ガラスープに、1口サイズにした鴨ロースと、切ったネギとめんつゆ、醤油、酒、みりんを足します。最初は醤油を少なめに入れます。味を確認しながら醤油を足すと、失敗が少ないです。
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途中で灰汁をとります。今回、ネギを刻んでますが、ネギを長めに切っていると灰汁をとりやすいです。灰汁をとる時に、カモの脂も一緒にとると旨味も減ってしまうような気がします。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_200834_HDR.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
鴨ガラで作った蕎麦つゆを味見をしながら、醤油等の上記の調味料で味を整えます。
湯がいた蕎麦に、鴨蕎麦つゆをかけて完成です。
![ウシオ](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/09/%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%B3.png?w=1256&ssl=1)
自分で獲った鴨は、美味いで。
犬用の鴨汁です。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_194222_HDR.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
鴨ガラスープに鴨肉を足します。鴨肉を入れたので、灰汁がいっぱい出ました。そのまま炊きます。犬用の鴨汁には、鴨肉以外は何も足さないです。
![](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_20191231_204448_HDR.jpg?resize=768%2C1024&ssl=1)
しばらく炊くと、スープが黄金色に澄んできます。
この鴨汁は、3匹の犬で分けました。
![シロ](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/%E3%82%B7%E3%83%AD.png?resize=150%2C150&ssl=1)
美味い。
![ミケ](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/-e1577183748114-150x150.png?resize=150%2C150&ssl=1)
旨い。
![クロ](https://i0.wp.com/madam-hunter.com/wp-content/uploads/2019/12/neko_ushiro.png?resize=150%2C150&ssl=1)
うまか~。
甲斐犬は、まだ我が家に馴れていないので、鴨汁は飲まなかったです。また馴れてきたら一緒に飲みます。
まとめ
【同じ釜の飯を食う】という言葉がありますが、一緒に猟をした仲間や犬と獲物を分けながら食べるのは格別です。
食事というのは、誰と食べるか?また、食事を得るまでの過程が大事なような気がします。
一緒に猟をしたウシオと犬との、マガモの年越しそばは特別な味がしました。