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防寒テムレスについて

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昨年の猟期中にウシオが、アウトドアショップで買い物をしてきました。

  

ウシオ
ウシオ

バーゲンをやっていたので、色々買うてきたで。とら子には、コレや。

とら子
とら子

あっ、これは。黒色の防寒テムレス。ウシオありがとう。

防寒テムレス(280-01)

    

今回は、ウシオが買ってきてくれた【防寒テムレス】のお話です。

   

防寒テムレスの特徴  

防寒テムレスというのは、ショーワグローブという会社が作っている『蒸れない防水手袋』です。

以下の優れた特徴があります

  1. 濡れない
  2. 蒸れない
  3. 温かい
  4. 低温でも柔らかい(-60℃まで)
  5. 滑りにくい
  6. 安い

    

テムレスの能力が発揮されるのは、雪が降ってからの猟です。

以前雪山で巻狩をしていた時の話です。マチ(タツマ)に到着する前に、手袋が濡れました。濡れた手袋は凍りつき、みるみるうちに手の感覚が無くなりました。そのまま長時間獲物が来るの待っていると、獲物が来ました。至近距離のランニングボア状態でしたが、獲物に弾は当たりませんでした。散弾銃に弾を再度装填しようとしましたが、手がかじかんで弾が上手く入りませんでした。

とら子
とら子

悔しかったです。

狩猟はチャンスが一瞬で、その時に出来る限り自分の能力が最大限に発揮出来る状態にしておかなければ捕獲出来ません。

防寒テムレスは、雪が積もるマチ(タツマ)にたつ人には、お勧めのアイテムです。手袋が濡れると雪山ではすぐに手がかじかみますが、防寒テムレスの防水性は抜群なので手がかじかみにくいです。お値段もお手頃です。

  

ただし、防寒手袋共通の問題点ですが、トリガーが少し引きにくくなります。あと、手が大きい人はトリガーガードの中に手が入らない可能性もあります。

Mサイズの防寒テムレスと、ベレッタA300アウトランダー

  

  

防寒テムレスは3種類

ウシオが買ってきた防寒テムレスは、2019年11月現在販売していないようです。現在は、3種類の防寒テムレスが販売されています。

   

青色の防寒テムレス

   

  

一般的な防寒テムレスです。一番安いです。

サイズは、【M】【L】【LL】【3L】の4種類です。

   

黒色の防寒テムレス

       

       

今年発売された黒色のテムレスです。雪山登山やウインタースポーツで青色テムレスを使用する人が多かったので、ウインタースポーツ等に合わせやすい色を販売したようです。青色テムレスの色違いで、基本的に中身は一緒です。

サイズは、【M】【L】【LL】【3L】の4種類です。

    

カフ付き防寒テムレス  

        

        

       

雪が入りにくいように、バックルとドローコードを備えたカフ付きモデル です。少しお値段が高めです。

サイズは、【M】【L】【LL】の3種類です。

   

雪山では、濡れない事が大事

少し大袈裟と思われるかも知れませんが、雪山で濡れるのは、本当に危険です。以前、巻狩で凍傷になった人が居たと先輩に聞きました。狩猟をする場所の気候や地形や、どんな猟をするか?で必要なモノは異なります。もし雪で手がかじかんだりするのであれば、防寒テムレスはお勧めです。

濡れないという意味では、汗冷えしにくい【モンベル ジオライン】等の機能性下着もお勧めです。

こういう装備を少しづつ揃えていくのも、狩猟の楽しみの1つですね。

とら子
とら子

雪が積もった時は、防寒テムレスは便利です。

雪が積もって無い時は、他の手袋の方が使いやすいので、他の手袋を使用しています。

ウシオ
ウシオ

防寒テムレスは、誰が買うたんや。

とら子
とら子

はい、ウシオさんです。

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