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モンベル ジオライン(EXP.とL.W.)について

狩猟
左側がL.W 右側がEXP
この記事は約6分で読めます。

今回は、モンベルのジオラインという速乾性肌着についてお話します。

     

ジオラインは、大きく3種類に分かれる

モンベルのジオラインは、生地の厚みにより3種類に分ける事が出来ます。

薄い順に、

名前L.W.  薄手 ライトウエイト
素材ジオライン(ポリエステル100%)
アクティビティ【登山】【ウォータースポーツ】
解説軽量で速乾性に優れているので、
寒い季節の激しく汗をかく運動
や夏場のウォータースポーツなど、
オールシーズン活躍する汎用性の
高いモデルです。

    

名前M.W. 中厚手 ミドルウエイト
素材ジオライン(ポリエステル100%)
アクティビティ【登山】【アイスクライミング】
【スノースポーツ】
解説適度な保温力を持ち、素早く汗を吸水
拡散して素肌を常に乾いた状態に保ち
ます。登山やツアースキーなど、行動
と休憩を繰り返すアクティビティに
最適。一年を通して活躍します。

    

名前EXP. 厚手 エクスペディション
素材ジオライン(ポリエステル100%)
アクティビティ【スノースポーツ】【極地遠征】
【冬季登山】
解説厳寒地での着用を前提に保温性を重視
したスノーシーズンに最適なモデル
です。三層構造のふっくらした空気層
が暖かさを逃しません。

 モンベルのHP参照 

   

全て素材は同じなので、違いは生地の厚みになります。生地の厚みにより、暖かさ(暑さ)が異なります。

  

とら子
とら子

私は、【ライトウエイト】と【エクスペディション】の2種類。それぞれのシャツとタイツを持っています。

   

   

左側がL.W 右側がEXP

   

雪山では、速乾性肌着が必要?

約8年前に、モンベルのジオラインを買った経緯について 。

~約8年前~

職場でのお話です。

   

とら子
とら子

上司さん、今度彼氏と登山に行く事になりました。

上司
上司

そうですか。それでは、色々調べてあげますよ。

カチャカチャと、キーボードを叩く音が聞こえます。

上司
上司

とら子さん、これを見なさい。

とら子
とら子

遭難して、生き残る為に『ATP、ATP』と言ってアリを食べた。。。。

・・・・・・・・・・・

上司さん、登山といっても、六甲山やし。。。

たぶん大丈夫やし。

上司
上司

とら子さん、何を言っているんだ。

そういう事を言ってると、遭難して死ぬんだよ。

とら子
とら子

はい、読みます。

とら子
とら子

すべては慢心からきた、小さなミスの連続が、重大な結果を招いたと思う。
今、ここに改めて反省をしたい。
もう一つ。では、何故助かったのか。
それはもちろん救助にあたってくださった県警の皆さん、多くのご心配いただいた方々のおかげである。
この他にあるかと聞かれることもあり、よく考えてみると、それは、新素材の速乾性の下着のおかげかも
しれない。綿の下着であれば、決して乾くことも無く、あの夜の寒さでは体がもたなかったと思う。

そして、「運」である。次の日、晴れていなければヘリは飛ばなかった。夜、雨や雪が降っていたら、
凍え死んでいたと思う。
そして、この運は、心配してくださった皆さんの「思い」のおかげであると思えてならない。
本当にありがとうございました!!!

平成14年4月27日遭難の記録(事実を書き残し、自分自身の戒めと教訓にと思う。)より引用

速乾性の下着か~~

私はこの後、速乾性の下着を調べました。そうすると、モンベルのジオラインがどうもいいようです。

この時は、山歩きのため、3種類のうち一番薄い【ライトウエイト】のシャツとタイツを購入しました。

  

ジオライン【ライトウエイト】を実際に運用してみて

購入してから、約8年間運用してみて

   

山歩きだと、暑くなり過ぎずにちょうど良い。

汗冷えしにくい。

薄い。

すぐ乾く。

春や秋も着れる。

     

長時間休憩すると、身体が冷える(汗冷えではなく、生地が薄く保温性が低い為)。

巻狩では、ジオラインの上に分厚いタイツ等を着ないと耐えられない。

   

結論としては、厳冬期以外の山歩きでは快適でした。汗冷えはしないのですが、生地自体の保温性が低くて、長時間休憩するのには向いてませんでした。そのため、巻狩のように長時間動けない状況では寒かったです。

    

   

ジオライン【エクスペディション】も購入する事に

昨年、ジオラインのエクスペディションを購入しました。

購入する時に悩んだのが、【エクスペディション】と【ミドルウエイト】のどっちにするか?です。どちらが合うかは、どのような活動をしているかで選ぶべきなので、私自身の狩猟のスタイルを確認しました。

とら子の狩猟スタイル
  • 巻狩の時は、高いところのマチ(タツマ)が多い。
  • 関西の中では、寒い地域で活動する(昔、自動銃のボルトが凍った事があるらしい)
  • たまに、鳥撃ちをする(カモやヤマドリ)
  • たまに、忍び猟をする

マチに着くまでけっこう汗をかきます。【エクスペディション】だと、暑くなり過ぎるかも?と、悩みましたが、歩く時間より動かない時間が多い事。忍び猟は、早く歩かないのであまり汗をかかない事。以上を考えて、暖かさを優先して【エクスペディション】にしました。

  

ジオライン【エクスペディション】を実際に運用してみて

実際に1年間運用してみました。

  

  • ライトウエイトより圧倒的に温かい。
  • 汗冷えしない、分厚いヒートテックという感覚。
  • 厚着が減ったので、銃を構えやすい。

     

  • 有害鳥獣捕獲の時は暑い。(ライトウエイトを着用する事で解消)
  • マチに着くまでは、暑い 。
  • レディースの【エクスペディション】のタイツは、黒色しかない。

      

とら子
とら子

私は【エクスペディション】を購入してよかったです。

重ね着が少し減ったので、銃を構えやすくなりました。

寒さはだいぶマシになりました。

本当に購入してよかったです。

ウシオ
ウシオ

誰が買うたんや。

とら子
とら子

はい、ウシオさんです。

     

ジオラインを洗濯する時に注意すべき事

洗濯上の注意事項です。

洗濯での注意
  • 高温(40℃以上)のお湯で洗わない
  • 洗濯機で洗う時は、弱く洗う
  • 日陰の吊り干し
  • 濡れたまま長時間放置しない
  • 柔軟剤は使わない
  • ジオラインについている洗濯の注意事項をチェック

  

とら子
とら子

私は洗濯機で洗う時は、ネットに入れています。

   

アウターは、狩猟で使うとすぐボロボロになります。

下着は、ボロボロになりにくいし、多少穴が空いても着れます。

ジオラインに限らず、私はアウターよりも下着にお金をかける方をお勧めします。

   

ウシオ
ウシオ

あれは、いいものだ…!

            

Bitly
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